女流王座戦の日程などについてご紹介します。
女流王座戦は女流棋士の8大タイトルの一つです。
2023年まで里見香奈さんが三連覇中!
通算7期獲得のクイーン王座が強いですね。
里見香奈さんが連覇を伸ばすか、誰かが止めるか!
大注目です。
2024年のスケジュール・場所
(2024年10月8日更新)
今回の女流王座戦は変則的なスケジュールとなります。
第1局は10月23日。
ただし、第2局以降は福間香奈さんの産休のため、2025年2月以降に開催されます!
今後の予定は分かればご紹介します!
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2023年12月現在、2024年のスケジュールは発表されていません。
ただ、例年10月~12月に開催されているので、変更はないのではないでしょうか。
2023年はこのようなスケジュールで開催されました。
- 10月25日(水) ホテル椿山荘東京
- 11月10日(金) 懐石料理 東洋館
- 12月5日(火) 天童ホテル
- 12月11日(月) 東京・将棋会館
- 12月19日(火) 東京・将棋会館
楽しみに待ちましょう!
挑戦者決定
挑戦者が決まりました!
本戦の決勝戦は西山朋佳さんと香川愛生さんの対局となりました。
勝ったのは、西山朋佳さん!
女流王座の挑戦権を手にしました!
挑戦者決定の流れ(予選の形式など)
女流王座に挑戦するためには非常に多くの関門があります!
一次予選から勝ち抜くのは本当に大変ですよ。
一次予選
エントリーした女流棋士や奨励会員、そしてアマチュア予選を勝ち抜いたアマチュアで行われます。
3人~4人のトーナメントを勝ち抜けば、二次予選に進むことができます。
二次予選
一次予選を勝ち抜いた女流棋士と、前年のベスト8進出者で一番勝負が行われます。
この一番勝負に勝てば本戦トーナメントに進出できます。
シード権があると一次予選をパスできるので楽ですね。
前年のベスト8には入ったけど、そこで負けた棋士がシード権を得ます。
ただし、タイトルホルダーの場合は本戦シードになるので、シード権は4人以下ということになります。
2024年の二次予選のシード権はこの4人になりそうです。
- 伊藤沙恵
- 矢内理絵子
- 野原未蘭
- 堀彩乃
本戦
二次予選を勝ち抜いた女流棋士とシード権保有者でトーナメント戦が行われます。
シード権保有者は前年のベスト4とタイトルホルダーです。
合計16人のトーナメントなので、4勝すれば挑戦権を得ることができます。
2024年大会のシード権はこの4人です。
- 西山朋佳
- 上田初美
- 渡部愛
- 加藤桃子
もし加藤桃子さんがタイトル戦で勝っていれば、里見香奈さんがここに入っていましたが。
里見香奈さんが防衛したので、挑戦者の加藤桃子さんがシードです。
持ち時間
女流王座戦の予選からタイトル戦までの持ち時間をご紹介します。
- 一次予選 40分(チェスクロック方式)
- 二次予選 3時間(チェスクロック方式)
- 本戦 3時間(チェスクロック方式)
- タイトル戦 3時間(ストップウォッチ方式)
持ち時間が切れたら、1手1分未満の「1分将棋」になります。
一次予選なんかはチェスクロック方式で持ち時間が40分ですからね。
超高速決着となること間違いなしです。
チェスクロック方式とストップウォッチ方式の違いはこちらの記事にまとめました。
↓ ↓ ↓
将棋の持ち時間とは|ルールや食事・トイレ、チェスクロック・ストップウォッチ方式の違い
ぜひご覧ください。
持ち時間の違いが分かるだけで、将棋の見方が変わってきますよ!
クイーン王座の里見香奈は4連覇できるか
里見香奈さんは唯一のクイーン王座です。
女流王座戦を5期獲得すれば、クイーン王座という称号を手にできるんですね。
2023年に加藤桃子さんを破って防衛したことで、通算7期獲得となりました!
もし挑戦者の加藤桃子さんが勝っていれば、通算5期の獲得になっていました。
史上2人目のクイーン王座誕生だったのですが、それは夢と消えました。
さて、2024年の女流王座戦ですが。。。
里見香奈さんが圧倒的な力を見せつけて四連覇するのか。
それとも誰かが連覇を止めるのか。
加藤桃子さんはクイーン王座になれるのか。
注目ポイントが多い女流タイトル戦です!