清麗戦の第1期は2019年。
非常に新しいタイトル戦ですが、女流棋士の八大タイトルということで注目されています。
2025年は第7期です。
2024年の第6期は福間香奈さんが3連覇し、クイーン清麗の資格を手にしました!
さて、2025年はどうなるでしょうか!
スケジュールと会場
清麗戦の2025年の開催日程は2024年8月現在、まだ発表されていません。
2022年~2024年は7月~8月に開催されています。
他のタイトル戦との兼ね合いもありますし、2025年も大幅な変更はないと思われます。
ここ3年の日程と会場はこのとおりです。
2024年
- 第1局 7月10日(水) ホテルオークラ東京
- 第2局 7月24日(水) ホテルインディゴ犬山
- 第3局 8月6日(火) 日光金谷ホテル
- 第4局 8月20日(火) 関西将棋会館
- 第5局 8月27日(火) 東京・将棋会館
2023年
- 第1局 7月12日(水)ホテルニューオータニ
- 第2局 7月25日(火)ホテルニューオータニ博多
- 第3局 8月8日(火)センタラグランドホテル大阪
- 第4局 8月23日(水)関西将棋会館
- 第5局 8月30日(水)東京・将棋会館
2022年
- 第1局 7月8日(金)ホテルニューオータニ
- 第2局 7月22日(水)ホテルオークラ新潟
- 第3局 8月3日(水)名古屋マリオットアソシアホテル
- 第4局 8月22日(水)関西将棋会館
- 第5局 8月31日(水)東京・将棋会館
第1局は7月の第2週。
そこから第4局まではだいたい2週間ごとに開催して、最終第5局が8月最終週に東京・将棋会館で開催、となっています。
2025年もだいたい同じスケジュールになりそうですね。
挑戦者決定の状況
2024年8月現在、予選はまだ始まっていません。
予選トーナメント、再挑戦トーナメントが進み次第、ご紹介します!
予選や本戦の方式
清麗戦の予選や本戦についてご紹介します。
予選
予選はちょっと変わったトーナメント戦になっています。
まずは通常のトーナメント戦が行われます。
勝ち残った1人は、本戦出場が決定します。
予選トーナメントで負けたら再挑戦トーナメントに自動エントリーとなります。
予選トーナメントで勝ち進んでいればいるほど、対局数が少ないブロックにエントリーとなります。
シード権的な感じになります。
各ブロックで勝ち残った6人を再抽選して予選最後のトーナメントが行われます。
ここで3人が選ばれます。
合計4人が本戦に出場することとなります。
本戦
予選を勝ち抜いた4人で、またもやトーナメント戦が開催されます。
ここで勝ち抜けばタイトル戦への挑戦権を手にすることができます。
持ち時間
清麗戦の持ち時間をご紹介します。
- 予選・・・2時間
- 本戦・・・3時間
- タイトル戦・・・4時間
※すべてチェスクロック方式
清麗戦の持ち時間はこのとおりです。
すべてチェスクロック方式。
なので、1秒でも早く指して、持ち時間を多く確保したいところですね。
また、持ち時間が切れたら、1手1分未満で指さないといけません。
通称「1分将棋」となります。
チェスクロック方式なのでストップウォッチ方式に比べてスピーディーな展開・決着になることが多いです。
チェスクロック方式とストップウォッチ方式の違いについては、こちらの記事にまとめてみました。
↓ ↓ ↓
将棋の持ち時間とは|ルールや食事・トイレ、チェスクロック・ストップウォッチ方式の違い
持ち時間の違いが分かるだけで、将棋をすごくスリリングに見ることができるようになります。
ぜひチェックしてみてください!
読み方
清麗戦の読み方をご紹介します。
せいれいせん
めちゃくちゃきれいな漢字が並んでいて、女流棋士のタイトル戦の中でもすごくいい雰囲気を出している名前だと思います!
が、ちょっと読みづらい。。。
この機会に「せいれいせん」を覚えてください!
福間香奈の通算6期、そして四連覇なるか
清麗戦は2025年開催が第7回目の開催となります。
今までの7回の開催の中で、福間香奈さんが5回の優勝を誇っています。
マジですか。
ほぼ福間香奈さんがタイトルを取っているということです。
2024年は通算5期の獲得で「クイーン清麗」の資格を手にした福間香奈さん。
このまま防衛を続けるでしょうか。
大注目して見たいと思います!