王座戦の日程や会場をご紹介します。
藤井聡太さんが勝利して、八冠を獲得した衝撃の2023年。
3-0のストレートで防衛を果たした2024年。
この勢いはどこまで続くのか。
大注目のタイトル戦です。
王座戦のスケジュールと会場
2025年の王座戦のスケジュールは2024年10月現在、未発表です。
おそらく例年と同じく、9月最初~10月での開催となると思います。
5番勝負で先に3勝した方がタイトル取得、というのも変わらないでしょう。
ではここ3年(2022年~2024年)の日程と会場をご紹介します。
2024年
- 第1局 9月4日(水) 元湯陣屋
- 第2局 9月18日(水) 名古屋マリオットアソシアホテル
- 第3局 9月30日(月) ウェスティン都ホテル京都
- 第4局 10月9日(水) ホテルオークラ神戸
- 第5局 10月31日(木) 常磐ホテル
2023年
- 第1局 2023年8月31日(木) 元湯陣屋
- 第2局 2023年9月12日(火) ホテルオークラ神戸
- 第3局 2023年9月27日(水) 名古屋マリオットアソシアホテル
- 第4局 2023年10月11日(水) ウェスティン都ホテル京都
- 第5局 2023年10月30日(月) 常盤ホテル
2022年
- 第1局 2022年8月31日(水) グランドプリンスホテル新高輪
- 第2局 2022年9月13日(火) 名古屋マリオットアソシアホテル
- 第3局 2022年9月27日(火) ウェスティン都ホテル京都
- 第4局 2022年10月4日(火) 元湯 陣屋
- 第5局 2022年10月12日(水) 常磐ホテル
第1局は例年、8月最後の水曜日か木曜日あたりです。
2025年8月27日(水)または28日(木)ではないかと予想します。
もしかすると9月3日(水)かもしれませんね!
予選・挑戦者決定トーナメントの状況
王座戦の予選は2024年10月現在、一次予選のまっただなかです。
今回も女流棋士が4人参戦。
西山朋佳さんは神谷広志八段に、福間香奈さんは村田智浩七段に、大島綾華さんは豊川孝弘七段に勝利しました。
例年に見ないいい成績を挙げていますね!
一次予選
一次予選はイ~ヘの6組に分かれてトーナメント形式で行われます。
このトーナメントを勝ち抜いた6人が二次予選に進出します。
四段~九段まで入り混じってのトーナメント。そして女流棋士も4人参加します。
二次予選
一次予選を勝ち抜いた6人と二次予選から参加の棋士を含めて、9グループで二次予選トーナメントが開催されます。
一次予選からの勝ち抜き組は4~5回対局してからの二次予選です。
あまりにハードですねぇ。
挑戦者決定トーナメント
二次予選を勝ち抜いた9人とシード棋士を含めて、16人でトーナメント形式で対局が行われます。
前年のベスト4とタイトルホルダーがここから参戦ということになります。
2024年のベスト4はこの棋士。
- 永瀬拓矢
- 羽生善治
- 広瀬章人
- 鈴木大介
予選開始時点でタイトルホルダーは藤井聡太さんと伊藤匠さんでした。
予選突破者+昨年のベスト4+伊藤匠さんで合計14人。
あと2人はどうやって決めるのでしょうか。
持ち時間
王座戦の持ち時間は一次予選からタイトル戦まで、すべて「5時間」です。
これは珍しいですね。タイトル戦というと、予選は持ち時間が短く、タイトル戦が一番長い。
それが一般的だと思いますが、王座戦はずっと5時間です。
時間計算方式は「チェスクロック方式」です。
2018年まではストップウォッチ方式でしたが、2019年(第67期)からチェスクロック方式に変更となりました。
チェスクロック方式は使った時間がそのままカウントされる計算方式です。
1秒で指せば、持ち時間が1秒減ります。一方、ストップウォッチ方式は1分未満は切り捨てになります。
この両者の違いはこちらの記事にまとめています。ぜひ見てみてください。
>>>将棋の持ち時間とは|ルールや食事・トイレ、チェスクロック・ストップウォッチ方式の違い
藤井聡太さんは防衛なるか
2024年は王座を取り戻したい永瀬拓矢の挑戦を、なんと3戦無敗で藤井聡太さんが防衛。
たびたびピンチを迎えながらも、最終的に勝利をもぎとってきました。
さて、2025年はどうなるでしょうか。
藤井聡太さんが防衛して三連覇なるか。
それとも挑戦者がひっくり返すのか。
注目です!