叡王戦は2024年に伊藤匠さんが勝利!
初タイトルを手にしました。
同時に藤井聡太さんは八冠が崩れてしまいました。
さて、伊藤匠さんは防衛できるのか。
藤井聡太さんは再度、叡王に返り咲けるのか。
楽しみです!
叡王戦のスケジュールと会場
2025年の叡王戦のスケジュールはまだ発表されていません。
2021年までは7月~9月の開催でした。
しかし、2022年以降は4月~6月の開催になりました。
おそらく2025年も4月~6月の開催となると予想されます。
ここ3年間の日程と会場はこのとおりです。
2024年
- 第1局 4月7日(日) か茂免
- 第2局 4月20日(土) アパリゾート佳水郷
- 第3局 5月2日(木) 名古屋東急ホテル
- 第4局 5月31日(金) 柏の葉カンファレンスセンター
- 第5局 6月20日(木) 常盤ホテル
2023年
- 第1局 2023年4月11日(火) 江戸総鎮守 神田明神
- 第2局 2023年4月23日(日) 名古屋東急ホテル
- 第3局 2023年5月6日(火) か茂免
- 第4局 2023年5月28日(日) 浄土ヶ浜パークホテル
- 第5局 2023年6月17日(土) 柏の葉カンファレンスセンター
2022年
- 第1局 2022年4月28日(木) 江戸総鎮守 神田明神
- 第2局 2022年5月15日(日) 名古屋東急ホテル
- 第3局 2022年5月24日(火) 三井ガーデンホテル柏の葉
- 第4局 2022年6月12日(日) か茂免
- 第5局 2022年6月19日(日) 北野天満宮
2020年以前は7番勝負で先に4勝したほうが勝ちでしたが、2021年からは5番勝負で3勝したほうが勝ちとなりました。
この制度もかなり浸透してきましたね。
叡王戦は5番勝負、というのもしっくり来るようになりました。
本戦トーナメントの状況
段位別予選が終わったら、本戦トーナメントが始まります。
2024年6月現在、段位別予選の組み合わせが発表されているところです。
本戦トーナメントが開始したらご紹介します!
予選・本戦トーナメント
2023年の叡王戦、予選・本戦トーナメントの制度はこうなっています。
- 段位別予選トーナメント
- 本戦トーナメント
それぞれのトーナメントについて解説していきますね。
段位別予選トーナメント
四段~九段に分かれてトーナメントを開催します。
本戦トーナメントに進出できる人数が段位別に決まっているんですよ。
- 九段・八段・・・3人ずつ
- 七段・六段・・・2人ずつ
- 五段・四段・・・1人ずつ
それぞれのブロックに分かれてトーナメントを行います。
例えば九段の場合、Aブロック~Cブロックに分かれてトーナメントをします。
それぞれの1位の3人が本戦トーナメントに進出できるんですね。
本戦トーナメント
段位別予選トーナメントは予選トーナメントを勝ち抜いた12人と前年の本戦トーナメントでベスト4以上の棋士。
合計16人で行われます。
2024年の本戦トーナメントでベスト4になったのがこの4人。
- 伊藤匠
- 永瀬拓矢
- 糸谷哲郎
- 青嶋未来
2024年は挑戦者となった伊藤匠さんが叡王になりましたから、本戦トーナメントには藤井聡太さんがシードとして参戦します。
本戦トーナメントもめちゃくちゃおもしろいですよね。タイトル戦以上に楽しいかもしれません。
見たいですねぇ。
持ち時間(タイトル戦、本戦、予選)
叡王戦の持ち時間をご紹介します。
- 予選トーナメント 1時間(チェスクロック方式)
- 本戦トーナメント 3時間(チェスクロック方式)
- タイトル戦 4時間(チェスクロック方式)
持ち時間がなくなったら60秒の秒読みとなります。60秒以内に指せなければその時点で負けとなります。
そして、叡王戦は珍しく、タイトル戦もチェスクロック方式という方式で行われます。
通常のタイトル戦はストップウォッチ方式がメインです。
チェスクロック方式は使った時間がそのままカウントされます。
ストップウォッチ方式は1分以内が切り捨てとなります。
2つの方式の違いはこちらの記事にまとめてみました。ぜひぜひチェックしてみてください!
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伊藤匠は防衛できるか!
2024年、藤井聡太さんの4連覇を阻んで、伊藤匠さんがタイトルを奪取しました。
ここから、快進撃が始まるか、というところ。
しかし、藤井聡太さんも黙ってはいないでしょう。
この2人の戦いがどうなるのか。
どちらにせよその瞬間を生中継で見たいですねぇ。
注目しかないですね!