王座戦の日程や会場をご紹介します。
藤井聡太さんが勝利して、八冠を獲得した衝撃の2023年の王座戦。
さて、2024年はどうなりますか!
防衛するか、それとも挑戦者が王座を奪うのか。
大注目です!
王座戦のスケジュールと会場
(2024年7月23日更新)
2024年の王座戦のスケジュールと会場はこちらです!
- 第1局 9月4日(水) 元湯陣屋
- 第2局 9月18日(水) 名古屋マリオットアソシアホテル
- 第3局 9月30日(月) ウェスティン都ホテル京都
- 第4局 10月9日(水) ホテルオークラ神戸
- 第5局 10月31日(木) 常磐ホテル
いつものスケジュールと会場ですね!
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2024年の王座戦のスケジュールは未発表です。
おそらく例年と同じく、9月最初~10月での開催となると思います。
5番勝負で先に3勝した方がタイトル取得、というのも変わらないでしょう。
ではここ3年(2021年~2023年)の日程と会場をご紹介します。
2023年
- 第1局 2023年8月31日(木) 元湯陣屋
- 第2局 2023年9月12日(火) ホテルオークラ神戸
- 第3局 2023年9月27日(水) 名古屋マリオットアソシアホテル
- 第4局 2023年10月11日(水) ウェスティン都ホテル京都
- 第5局 2023年10月30日(月) 常盤ホテル
2022年
- 第1局 2022年8月31日(水) グランドプリンスホテル新高輪
- 第2局 2022年9月13日(火) 名古屋マリオットアソシアホテル
- 第3局 2022年9月27日(火) ウェスティン都ホテル京都
- 第4局 2022年10月4日(火) 元湯 陣屋
- 第5局 2022年10月12日(水) 常磐ホテル
2021年
- 第1局 2021年9月1日(水) ホテルメトロポリタン仙台
- 第2局 2021年9月15日(水) 西浦温泉 旬景浪漫 銀波荘
- 第3局 2021年9月22日(水) 元湯陣屋
- 第4局 2021年10月5日(火) ホテルオークラ神戸
- 第5局 2021年10月12日(火) ryugon
第1局は例年、8月最後の水曜日か木曜日あたりです。
2024年8月28日(水)または29日(木)ではないかと予想します。
もしかすると8月31日(土)かもしれませんが!
第3局の結果
第3局、藤井聡太さんが勝利して、ストレートで王座の防衛を果たしました!
おめでとうございます!!
118手目で永瀬拓矢さんがAI評価70%に。
藤井聡太さんは1分将棋に突入して、もう永瀬拓矢さんで決まりか?と思いました。
しかし、その後、藤井聡太さんの罠にハマった永瀬拓矢さん。
藤井聡太さんは10%台の評価から大逆転。
勝利を手にしました。
私が少し目を離しているうちに勝負が決まっていました。
うーむ。。。
さすがの藤井聡太さん。
王座戦2連覇で防衛。
7冠を維持しました!
第2局の結果
第2局も藤井聡太さんの勝利!
王座防衛に王手をかけました。
なんと開始30分で76手も進むスピードのあるスタートとなりました。
タイトル戦で、このスピードは久しぶりに見ました。
しかし、その後は長考合戦。
お互いに長考を繰り出しました。
しかし、三時のおやつ頃から、じわじわと藤井聡太さんにAI評価が傾き。。。
19時48分に永瀬拓矢さんが投了しました。
流れを渡さず押し切った藤井聡太さん。
ものすごい強さを見せつけた一局だったのではないでしょうか。
第1局の結果
第1局は藤井聡太さんが勝利!
夕方くらいまではAI評価で五分五分の戦いでした。
しかし、永瀬拓矢さんが2八香を打ったところから徐々に形勢が藤井聡太さんに傾き始めました。
そのまま押し切る形で124手で決着。
前年の王座戦も非常に熱い戦いでしたが、今回も本当に熱いです!
ここのところ、藤井聡太さんの研究もかなり深くなってきたのか、挑戦者が強くなってきている感じがあります。
第2局以降も楽しみです!
予選・挑戦者決定トーナメントの状況
(2024年7月23日更新)
挑戦者決定戦は、永瀬拓矢さんの勝利!
挑戦権を手にしました。
勝った永瀬拓矢さんは見事でしたが。。。
心配になることも。
AI評価を見ていると、永瀬拓矢さんが押し込んで、戻されて。
押し込んで、戻されて。
そんな展開でした。
悪手を見逃さないのが藤井聡太さんですからね。
ちょっと先行き不安です。
(2024年7月7日更新)
挑戦者決定戦の対戦カードが決まりました!
羽生善治 vs 永瀬拓矢
このカードはなかなか熱い!
さて、勝って藤井聡太さんへの挑戦権を手にするのはどちらか。
決勝戦は7月22日です!
(2024年6月11日更新)
6月10日に挑戦者決定トーナメントの2回戦が終了。
ベスト4が出そろいました!
準決勝の対戦カードはこの通り!
- 羽生善治vs広瀬章人
- 鈴木大介vs永瀬拓矢
誰が決勝戦に残るでしょうか!
(2024年5月23日更新)
挑戦者決定トーナメントの1回戦が終了。
ベスト8が出そろいました!
左端は豊島将之さんが勝利しています。
ということで、次の対戦カードは。。。
- 豊島将之・広瀬章人
- 糸谷哲郎・羽生善治
- 佐々木大地・鈴木大介
- 菅井竜也・永瀬拓矢
どのカードも劣らず好カードですね!
(2024年4月12日更新)
挑戦者決定トーナメントの組み合わせが決まりました!
注目のカードは多数あれど、佐藤康光さんと羽生善治さんの新旧会長対決!
これが見どころじゃないでしょうか!
どっちも勝ってほしい。。。
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王座戦の予選は2023年10月現在、一次予選のまっただなかです。
今回も女流棋士が4人参戦。
西山朋佳さんは島朗九段に、伊藤沙恵さんは小山怜央四段に敗北しました。
しかし、里見香奈さんは伊奈祐介七段に勝利!2回戦に進出しています。
※加藤桃子さんはまだ対局していません。
一次予選
一次予選はイ~ヘの6組に分かれてトーナメント形式で行われます。
このトーナメントを勝ち抜いた6人が二次予選に進出します。
四段~九段まで入り混じってのトーナメント。そして女流棋士も4人参加します。
二次予選
一次予選を勝ち抜いた6人と二次予選から参加の棋士を含めて、9グループで二次予選トーナメントが開催されます。
一次予選からの勝ち抜き組は4~5回対局してからの二次予選です。あまりにハードですねぇ。
挑戦者決定トーナメント
二次予選を勝ち抜いた9人とシード棋士を含めて、16人でトーナメント形式で対局が行われます。
前年のベスト4とタイトルホルダーがここから参戦ということになります。
2023年のベスト4はこの棋士。
- 羽生善治
- 渡辺明
- 藤井聡太
- 豊島将之
予選開始時点でタイトルホルダーは藤井聡太さんと永瀬拓矢さんでした。
王座を獲得した藤井聡太さんを外し、永瀬拓矢さんを加えると合計13人。
あと3人はどうやって決めるのでしょうか。
持ち時間
王座戦の持ち時間は一次予選からタイトル戦まで、すべて「5時間」です。
これは珍しいですね。タイトル戦というと、予選は持ち時間が短く、タイトル戦が一番長い。
それが一般的だと思いますが、王座戦はずっと5時間です。
時間計算方式は「チェスクロック方式」です。
2018年まではストップウォッチ方式でしたが、2019年(第67期)からチェスクロック方式に変更となりました。
チェスクロック方式は使った時間がそのままカウントされる計算方式です。
1秒で指せば、持ち時間が1秒減ります。一方、ストップウォッチ方式は1分未満は切り捨てになります。
この両者の違いはこちらの記事にまとめています。ぜひ見てみてください。
>>>将棋の持ち時間とは|ルールや食事・トイレ、チェスクロック・ストップウォッチ方式の違い
藤井聡太さんは防衛なるか
2023年は4連覇中で、名誉王座の称号がかかった永瀬拓矢さんを藤井聡太さんが撃破。
八冠を獲得しました。
番勝負では負けようがない、くらいの勢いと実力を持っている藤井聡太さん。
誰か、倒せる人はいるのでしょうか。
防衛して2連覇するのか。
それとも挑戦者がひっくり返すのか。
注目です!